磁石は、小学校3年生の理科登場します。
でも、その前から身近な存在として磁石のふしぎを目にすることはあるでしょう。
少し好奇心の強いお子さんならば、自分なりに実験してみたこともあるのではないのでしょうか。
磁石は、薬品や電気、複雑な仕組みなどを買わずとも実験をすることができるので、科学に対する興味を育てる最初の一歩としては最適なものなのです。
まず最初に、磁石を用いて行われる実験は「何にくっつくのか」というものだと思います。
興味をもって、自分で試してみたことのあるお子さんも、おそらく最初は、どこにくっついてどこにはくっつかないのか、などをやってみたことでしょう。
この実験は、とても簡単で身近なものですが、実はとても意味が深いのです。
本質を理解するためにも、まず最初に通るべき道なのです。
科学に魅せられるきっかけは、このような身近な不思議をひとつひとつ解明していく快感と、知れば知るほど、「知らないのだ」という事を知ってしまう矛盾です。
小さな実験でも、それが興味を持って臨んだものであれば、そこから広がる世界は果てしなく広いのです。
磁石は、何にくっつくのでしょうか?簡単な問題です。
○磁石がくっつくのは次のうちどれでしょう。
@金属AプラスチックB木C紙Dアルミ缶Eスチール缶F釘G針Hクリップ
答えは、EとFとGとHです。
@はひっかけで、金属でも磁石にくっつくのは鉄やニッケル、コバルトなど限られたものです。
ここでよく聞かれるのは「ステンレス」はどうなのかという事です。
ステンレスは、実は化合物で、「鉄、ニッケル、マグネシウム」などで作られたさびにくい金属(合金)なのです。
ですから、その配合の割合によって磁石にくっつくかくっつかないかが決まります。
一般的に、くっつかないほうがより高級なステンレスだと言えます。
さて、ではなぜじしゃくは鉄などにくっつくのでしょう。
実は、これは学校では教えてくれないことなのです。
基本的な「鉄とじしゃくはくっつく」までは教えても、そのさきの「なぜ?」は、自分で答えを見つけなければなりません。
実は鉄は、じしゃくになれるのです。
じしゃくにであう事で、鉄のその素質が刺激され、じしゃくになろうとします。
そこで、じしゃく同士として引き合うからくっつくのです。
ただ、ほとんどは離れた時点で元に戻ってしまいます。